マスキングカラーは、塗った後に
きれいに “はがせる” 水性塗料です。

デザインとものづくり
マスキングカラーは、東京・大田区に拠点を構える優れた技術を持つ塗料メーカー太洋塗料株式会社と、プロダクトデザイナーの小関隆一との出会いから誕生した製品です。すでに技術として確立していた水系可剥性塗料の多様性に着目し、当時まだ一般の市場には製品として出回っていなかった「はがせる塗料」というカテゴリーを早出。より多くの人が気軽に使えるよう特徴的なボトル形状やカラーバリエーションを展開、使い方が連想しやすい「マスキングカラー」の名称もつくり、世に送り出しています。
その画期的な製品コンセプトとユーザービリティの高いデザインが高く評価され、グッドデザイン賞の中でも特に優れていると認められたものに与えられる「ベスト100」や「特別賞」、さらには世界三大デザイン賞の一つ、ドイツのIFデザイン賞も受賞しています。
製造販売元
太洋塗料株式会社

マスキングカラーは1951年の創業より、建築・工業・路面標示の各分野で特殊塗料の開発・製造を担ってきた太洋塗料株式会社が行なっています。長い歴史の中で培われた「知恵と技術の力」は今日多くの高品位な製品となって実を結び、近年では新歌舞伎座やオリンピック関連の建造物、マスキングカラーなど様々な優れた製品の提供に努めています。東京都ベンチャー企業大賞奨励賞受賞など。
デザイナー
小関隆一

デザイナーの喜多俊之氏に師事した後2011年よりデザインスタジオを設立。デザインの分野を超えた総合的なアートデレクションを手掛け、プロジェクトやビジネスの本質的な魅力を引き出し発信する活動を行っています。マスキングカラーには企画開発から深く携わり、グッドデザイン賞ベスト100および特別賞やドイツのiFデザインアワード受賞など。